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「虹を操る少年」 [読書感想文]

 2008年最初の読書感想文です。しっかし久しぶりですね〜。年末年始はいろいろ入り用だし、セールがあるからついついお買い物だらけ日記になっちゃうんですよ。って、それはいつもですね。

 今年も最初は、大好き東野圭吾さんからです。

 現実的なお話が多いですが、たまにあるファンタジー系。って言っていいんだよね?(笑)
 ファンタジー系だけど、もちろんいろいろ起こります。いろいろあります。だからやっぱりおもしろい。ミステリーは取っ付きにくいって方は、こんな感じの作品から入ったらミステリーが好きになるんじゃないかな〜。

虹を操る少年 (講談社文庫)

虹を操る少年 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: 文庫
 「光楽」なるものを作り出した天才少年光留。(「こうがく」ね。「幸楽」じゃないよ)

 少年・少女のカリスマ的存在、「ミツル」という名前で、最初は「326」を思い浮かべた。
 彼も当初はそのイラストとメッセージで一世風靡した(と思う)。今何してるんだろう?

 世の中にはいろんな天才がいるし、その天才のお話はいろいろあるけど、光留は私には初めての天才像だった。
初めてというか、私の辞書の中の「天才」の意味を書き直したくなった。

 勉強面でも天才だけど、まずは子供を集め、そこから始まる計画の壮大さは、すごかった。

 それに光留の計画はホントにそういう能力があれば可能な気がしながら読んでいた。

 ホントに光留がいたら私もついていったと思う。

 それくらい引き込まれる話だった。

 しかも読み終わって思うけど、これを書いたのは“大人”だからそこがまたすごい!

 子供が興味を引きやすい光留の計画内容。

 でもそれを考えたのは大人の東野氏。

 解説にあったけどホント「やべぇ…」。


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