「臨場」 [読書感想文]
原作者の横山さんも好きだけど、なんと言ってもドラマの主演・内野聖陽さんが好きで見だしたドラマが先でした。
ドラマほどとっぴな検視官ではなかったけど、終身検視官へのこだわりは原作のほうが強いかも。小説とは言え、きゅうりかじりながら臨場しちゃう検視官なんて、ドラマじゃなかったらファンタジー部門だよね(笑)。
内野さんは何やらせても最高だし、松下さんも大好きだし。ストーリーは毎回最高。ただ、イチが…。渡辺大さん? 知らねーなー。おれのとは違うな~!(笑)
警察監修の飯田裕久さんが7月に亡くなってたんですね。彼の特集とか見て、面白い仕事だし、テレビっ子のりんごとしてはかなり必要な仕事だな~って関心してたので、とっても残念です。
「トライアングル」 [読書感想文]
広末涼子ちゃんと江口洋介さん、稲垣吾郎ちゃん出演のドラマ「トライアングル」。このドラマ、すっごくおもしろかったんです!
最初は見るつもりなくて…。裏で亀梨くんのドラマ(ワインのやつ)が始まるから。でもそっちは始まるのが遅くて、始まるまで見てようなんて思ってたのが、亀梨くんを蹴っても続きを見たかったドラマです(笑)。
もう毎週ドキドキで、誰が犯人なのか二転三転。相当悩まされました。怪しいと思える人は何人もいて、アリバイ成立したと思っても、次の週には実は…みたいなことが判明したり。とにかくおもしろかったんですよ!
最終回の直前までは…。
最終回の直前のラストで、あまりにも安易な設定(発言)により犯人が明らかに! NO!!! ずっと凝ったサスペンスだったのに、あそこだけはよくある、ミステリーの初歩作品みたいなあの人の発言に、それまでがおもしろかっただけに、愕然としました。大げさ(笑)。
さらにラストがよくわかんなかった。と言うか、吾郎ちゃんのお父さん(北大路欣也さん)の行動が意味不明のままで。ま、この辺はドラマのせいじゃなくて、ドラマに熱中しすぎてかまってもらえず怒ったりんたろうくんがかぶさってきて(笑)、ちゃんと見えなかったってのもあるんですけどね(笑)。
んで。原作を読もう、さぞやおもしろんだろうな~と期待して読んだのですが…。期待が大きすぎたってだけじゃないと思うんです…。
これは完全に別物だと思ったほうが、いつもの逆で、原作にとっていいと思います。そんな感じの原作でしたよ…。
「ナイチンゲールの沈黙」 [読書感想文]
海堂さんのバチスタシリーズ第二弾です。
映画でも本でも、ドラマでもそうだけど。なんでもシリーズ物はやっぱり最初のが一番おもしろいですよね。
これもそうでした。おもしろくなかったわけじゃないんですけど、それどころかおもしろかったんですけど。やっぱり一番最初のあのインパクトにはかなわないな~って。
特に今回は医療現場なのに、それと絡んで不思議ワールドが出てきちゃうから余計かも。
田口先生ったら、さっすが愚痴外来の戦線だけあって、医者なのに不思議ワールドも理解できちゃうなんて、さすがです。
そして白鳥調査官は相変わらずの壊しっぷり。いいコンビです。
「チームバチスタの栄光」 [読書感想文]
昨年の9月以来、全然更新してませんでした。
でもずっと本は読み続けてます。ってことで、2010年最初の読書感想文です。
今年も引き続き、オススメ本募集中です。いいのがあったら教えてください!
2009年にはまった一人である海堂さんのバチスタシリーズの1作目です。
ご本人が現役のお医者様ということで、かなりの専門用語がさらっと出てきて最初は困惑します。でもちゃんと素人が読んでも(ちゃんと読めば)理解できるように、登場人物間で解説が入ります。
一言で言うと、かなり面白いです! リアルな医療行為とともに進行していく殺人事件。ちゃんと最後には全てがきれいに明らかになるので、読後感もすっきりです。
「氷の華」 [読書感想文]
今日はお初の天野節子さんの作品です。
去年、米倉涼子さん主演でドラマ化したものの原作、「氷の華」です。
まあまあ原作に近いドラマだったかな。個人的には、ドラマ→原作の順番をおススメします。その理由なんかは感想文中に。
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「花を捨てる女」 [読書感想文]
「手紙」 [読書感想文]
「第三の女」 [読書感想文]
「虹を操る少年」 [読書感想文]
「華麗なる一族」 [読書感想文]
9月の最初は読書感想文から参ります。
ドラマを見終わってからすぐに予約したのに、なかなか順番が回ってこなかった「華麗なる一族」。山崎豊子さんの作品自体、これが初めてです。
まっすぐで情熱的だったキムタクの万俵鉄平さんはよかった! キムタクってかっこいいね~とあらためて思ってしまいました。どれもその役がバッチリはまるのね。「HERO」早くテレビでやらないかな~。(映画館へ行け!)
原作とは結構重なってるようで、違っていたり。鉄平さんの設定自体がパラドックスのようで。だってひげの濃いキムタクなんてイヤ(笑)。原作を読んでみて、ドラマはちゃんと山崎さんの監修を受けてるのかな~って思いました。裁判のところとかだいぶ違ってる部分も、いい感じに変更されてたから。まっすぐな鉄平像が売り(?)のドラマだったのに、そんなの周知の事実なのにそこがおもしろくない!とか言ってる人がイヤ! だってドラマはああいう鉄平さんじゃなくちゃ、成り立たないから。
前編楽しみに見てたはずなのに、一部思い出せないところが。訴えが取り下げられそうになったのに、持ち直して裁判が続けられたのはどうしてでしたっけ?
個人的な感想です。それでもいいという方は続きをどうぞ。