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舞台「大奥」2010 @ 明治座 [イベント]

 今年も行ってきましたー。明治座へ。

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 もちろん、「舞台 大奥」を見るために!

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 この写真ではちっとも気づきませんでしたが、今回は残念なキャスト変更がありました。

 主演の浅野ゆう子さんは、もうそれはそれはお綺麗でした。今年は前回よりいいお席で、前から10番目くらい(忘れちゃった)だったので、汗も涙も見え放題! 中山忍さんの流れる涙は美しかったです。

 お席から見た舞台。

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 中央よりちょっと右より。「黒革の手帖」の時と同じで、ここより左側に花道があるから、距離を出すための「ため」のために(笑)この位置に立つことが多いので(メインのキャストは特に)、このお席は最適なんですよ。

 今回気づいたことは、女性陣のメイク。なんかやたら白塗りでした。前からこんなに真っ白に塗ってたかしら? 浅野さんも白くて最初はビックリしました。

 そして今回一番の驚きは、将軍様御生母の実成院様が多岐川裕美さんになっていました。声のトーンとかすごみとか、絶対に江波杏子さん(ファブリーズのお姑さんの声)のほうがハマリ役だったと思うのに~。実成院様は白い被り物しているので、最初はわからなかったんだけど、一言声を出した瞬間、違和感が! 声が甲高い!? 声が高いとすごんでも怖くないんですよね~。私的には、大奥総取締 瀧山(浅野ゆう子さん)・御台所 和宮様(安達祐美さん)に次いで、実成院様の江波さんはハマリ役だと思っていたので、今回のキャスト変更はかなり残念でした!

 その他ストーリーは同じですが、会話中に瀧山が嫌な顔・呆れ顔をしたり、周りがチャチャを入れたりとか、まじめ一辺倒ではなくなっていました。この辺はどっちでもおもしろかったです。

 安達祐美さんは、今日もかわいい和宮様でした。「語尾には「ございます」を付けてください」って言われたそばから、「ありがとう」、「ごきげんよう」(「あ」と「ご」にアクセント)って言うところが超かわいくて、公武合体のために関東に単身来ただけのことはある宮様っぷりがよくわかるシーンだと思うのです。

 休憩中に知らない人が、「あんなにボロボロ涙流して着物汚れないのかな~」って言ってる人がいましたが、確かに。たっかいお着物がみんな吸い込んじゃってる気がします。クリーニング大変とか余計なこと考えたり。

 他にも、「あれだけ泣いてるのに、聞こえづらかったりとかないよね」って言ってる人も。これは当然です! 普段、感情の起伏で泣くのとは違って、女優さんは演技の一つとして泣いているのです。セリフを言うのと同じように、決まったタイミングで決まっただけの涙を流してるんです。だから鼻声になったりはしないのです! と、私は思っています。違うかな?

 ちなみに、知らない人の会話をわざわざ聞いて回ってる訳じゃないですよ(笑)。明治座は舞台の1階が、建物の3階なんです。なので上から階段で降りるときは混雑しているので、なかなか前に進まないんです。だから周りの人の会話がイヤでも聞こえるのです。って、どうでもいいことですね。

 今日もカーテンコールはすごかったです。何回やっただろう。10回近くカーテンが上がったと思います。浅野さんはサービス精神旺盛な女優さんですね~。見た方はわかると思いますが、瀧山が登場して腰を下ろす前に、一度客席に背を向けて止まります。そして右手で着物を持って広げ、右斜め後ろに流し目をします。カーテンコールでこれをおちゃらけて、やってくれたり。本番中は、この流し目が異様に長いときがあったりと今回も楽しませてもらいました。これも知らない人が言ってましたが(聞きすぎ?笑)、「結局のところ、浅野ゆう子カッコよすぎ!」って。ホント、この一言ですちなみに前回は2008年→※。

 浅野ゆう子さん、天晴れ!

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 ちなみに前回は2007年→
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